備忘録ついでの柑橘系チェッロについてのまとめ
Limoncello(リモンチェッロ)をベースにして柑橘系ならいけるでしょと始めた
三回のトライをまとめました
色々検討してたらリモンチェッロの作り方で柑橘類のチェッロを作る、
という記事を見たのがきっかけでした。
基本的にはアルコール度数の高い酒に柑橘類の皮を漬け込み、
漬け込んだら皮を取り除き砂糖水で割り、寝かせるというものです。
リモンチェッロは基本スピリタスで漬けますがアメリカとかでは法律の関係でスピリタスが売ってないらしく、
ウォッカで代用する作り方があったのでそれを参考にしました。
白い部分が混じれば混じるほど苦味が出るとのこと。
はっさくの皮は非常に固くて苦戦しました。
分量は割と適当に6個くらい。
45℃のウォッカということを考慮して漬け込み時間は1週間程度
長期間漬ければ香りはよく移りますが反面苦味が増します。
皮を見ると色が大分出たのでここらで引き上げ。
分かりづらいですが取り出すと想像よりはあんまり色づかなかった。
香りはウォッカの匂いが強すぎてよく分かりません
今回は750mlのウォッカだったので500mlの水に400gの果糖を加えます。
砂糖水とのバランスは難しいです。何度もやるしかないと痛感
保存瓶を一つ用意して完成。味はちょっと苦味が強く甘すぎました。
やはり1週間という漬け込み時間が問題だったかと反省。でもソーダ割りすると旨い。
そして続けざまに二回目のトライ。
日向夏の突然変異種とのことで、さわやかな酸味と甘味が特長だそうです。
これは非常に剥きやすかった。
5個のはるかの皮を漬けます。
口の広い瓶のせいで皮がはみ出してしまいました。
翌日には既に白っぽさが出てきました。
かなりパリっとしてましたがやはりはみ出した部分がイマイチ。
本来のリモンチェッロに近い色です。
1回目と同様に煮立たせた砂糖水(400mlにはるかの果汁150ml、果糖を400g)
を合わせて保存瓶へ。色はなんかこっちの方が美味そう。
試飲するとやっぱり砂糖を入れすぎてる感。こちらは殆ど苦味がない反面香りが物足りない。
もう少し全体的にマイルドに仕上げるように砂糖の量を減らして水を多くすべきだったか。
で、三回目。静岡に行った時に買ってきた”スルガエレガント”という品種
これもかなり剥きやすい。スルガエレガントは静岡で作られている
甘夏と文旦を合わせた品種で酸味が少なく甘さが安定しているのだとか
これを6個剥きます。
前回の反省を活かして細かめに皮を剥いて500mlのスピリタスで同様に漬けます。
せんべいのようにパリパリになりました。
300mlほど採れたので200ml使います。
水400ml・果汁200ml・果糖300gのバランスでいきます。
比べてみると大分色が違いますね。この二つは左がはっさく、右がはるか
上の写真、スルガエレガントはオレンジジュースのよう。
試飲すると今回は理想的なバランス。香りも高くほろ苦さもあって甘さもほどよい。
所感。
・500mlスピリタス2日漬けはベスト
・砂糖水500mlに300gの果糖を基本のバランスとして
果汁を加えて全体の水分量を調節。果汁の甘さも考慮。
・合わせた後は1-2日寝かせないと落ち着かない
・飲む時は冷凍庫にぶち込んで限界まで冷やして飲む。凍らない。
・ソーダ割り、水割り、スノースタイルとかで飲むといいと思う
・グレープフルーツジュースとかオレンジジュースで更に割るのもいい
・甘くて爽やかなので飲み過ぎに注意。すぐ酔っ払う。
です。